【JR旭川駅からバスでおよそ5分】先週金曜日、移動支援で旭川市科学館 サイパルへ! -1999spotの日記-

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はじめに

こんにちは、吉田彩芽です!

当日は疲労が溜まっていて書けませんでしたが、今日なら時間を作れるので忘れないうちに出来事を書こうと思っています。

昨日の午後から他の利用者と移動支援が入っていて、旭川市科学館サイパルに出かけました。

サイパルって、どんなとこ?

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常設展示室にて

サイパルでは、常設展示室に行って「燃料電池のしくみ」などいろいろな科学の世界を体験をしました。

一番気に入った「スピードガン」

常設展示室には大きく分けて4種類のコーナーがあり、具体的には地球コーナー1・地球コーナー2・宇宙コーナー・北国コーナーがあります。その中でも特に地球コーナー2にある「スピードガン」を気に入った自分。野球が好きな自分にとってボールを投げるというのはすごく好きな体験であり、甲子園に出る高校生の投球をマネするほどでした。

しかし、スピードはオーバースローのストレートでも56km。それが最高速度です。その後もプロ野球埼玉西武ライオンズで活躍し、メジャーリーグを経て東北楽天ゴールデンイーグルスでプレーしたが今年10月26日に戦力外通告を受けた牧田和久投手のアンダースローを試してみるなど5分近く投げたものの、ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平選手が日ハム時代の2016年に記録した165㎞には届かず。いつかは記録したいが、まずは制球力から磨きたいです。なぜならストライクゾーンに当たらないと測定されないから。

他に気に入ったもの

次に気に入ったのが、「手さぐりの通路」というそれもまた地球コーナー2にある体験場所の一つ。最初は怖くて体験を躊躇したのですが、実際に体験してみると迷路の中に入った気分でした。ただ、目の前が暗くて見えないので触りながら進まないとぶつかります。ボタンもあるので間違っても押さないように用心しながら。

床が斜めになっている「錯覚の部屋」もまた面白かったです。どういったところかというと、部屋から感じる視覚と平衡感覚のギャップの違いです。油断すると壁にぶつかったり転がったりするので、足の弱い方などはなるべく手すりにつかまると良いでしょう。

シュミレーション体験

ここからはシュミレーション体験についてお話します。

シュミレーション体験では「燃料電池のしくみ」というクイズゲームで遊びました。このゲームはクイズだけでなく、燃料電池ができるまでの順番についても勉強しました。車を運転している感覚だったので分かりやすかったです。

しかし、ハイブリッドカー(HV)や電気自動車(EV)・オール電化などと違いあまり聞かないため、分からない方もおられると思います。今回はそんな方たちのために燃料電池の特徴について教えたいと思います。

燃料電池は、補充可能な負極活物質(水素など)と、正極活物質となる空気中の酸素などを常温以上の環境で供給し反応させることにより継続的に電力を取り出すことができる発電装置である。装置内の電気容量に限界のある固定量の活物質を使用した一次電池マンガン電池やアルカリ電池など使い切りの物)や二次電池ニカド電池リチウムイオン電池など繰り返し使えるもの)と比べ、永続的に放電可能な点で大きく異なる。

また、熱機関を用いる通常の発電システムと大きく異なり、化学エネルギーから電気エネルギーへの変換途上で熱エネルギーや運動エネルギーという形態を経ず、カルノー効率(後に説明)に依存しないため発電効率が高く、騒音や振動も少ないため違う部屋の方からのクレームも減りそうだ(個人の体験談)。

そういった点からノートパソコン・携帯電話・自動車・鉄道、民生用・産業用コンジェネレーション発電所、軍事兵器まで多様な用途・規模をカバーするエネルギー源として期待されている。

以上に書いたのが燃料電池の特徴であり、ここからはカルノー効率について説明する。

カルノー効率は、カルノーサイクルともいわれていて温度の異なる2つの熱源の間で動作する可逆な熱力学サイクルの一種である。1824年、ニコラ・レオナール・サディ・カルノーによって導入された。現在は熱力学の起点になっている。

こういった最新のシステムの中には環境に優しいものもあるのでぜひ導入してみると良いでしょう。

地球コーナー1にて

地球コーナー1にある「大陸移動」というアトラクションも体験しました。このアトラクションでは地球の歴史から未来までの島を形を画面に映したもので、はるか昔、一つの大陸だった陸地が分裂・結合を繰り返し現在、そして未来につながっていく姿を見ることができます。やり方はとても簡単でハンドルを左に回せば、過去から未来、右に回せば未来から過去までが見えるのでサイパルに来たらぜひ試してほしいです。

地球コーナー1では、他にも「対流を見よう!」「雲をつくろう」「火山をつくろう」「電磁サークル」「ボールコースター」を体験。

「電磁サークル」ではやり方やタイミングが分からず、ボールを回すことはできなかったものの、鉄でできたレールの数か所にコイルを使ってトンネルをつくり、コイルに電流を流すと電磁の力でボールを回すことができるというアトラクションなので一度は体験してみると楽しいですよ。

「対流を見よう!」もなかなか楽しかったです。このアトラクションは温められた水が上昇し、冷えてくると下がってくる様子を観察し、地球の温度差で生じる海流のしくみを学ぶことができ、「あ、こういうことなんだ!」という新たな発見をすることができます。やり方は簡単。ハンドルを回して動きを見るだけです。

「対流を見よう!」の後に「雲をつくろう」を体験しましたが、ポンプ操作で空気を抜くのが大変でした。

まずはスタートボタンを押します。次に大変だったポンプ操作で空気を抜く作業です。それを30秒間。ポンプを操作すればするほど青からゲージが上がっていき、最後は白になります。カウンターが0になると同時に雲が出てきます。操作が大変だけど頑張って!

「火山をつくろう」はそこまで体験していないので書けることはありませんが、またの機会に体験してみたいと思っています。

「ボールコースター」は転がしたボールが様々なコースを通ってゴールにたどり着く装置で、「エネルギー保存の法則」を学ぶというものでしたが、最初はやり方がわからず、近くにいた管理人の男性に教えてもらいました。教えてもらった通りに転がした結果、ゴールまでたどり着きまたやってみようと思いました。サイパル管理人の方、ありがとうございました!

宇宙コーナーでの体験

最後に書くのは、宇宙コーナーにある「宇宙旅行」という体験アトラクションについてです。こちらは、地球コーナー2にあった「燃料電池のしくみ」と同じシュミレーションで、宇宙旅行の疑似体験をすることができます。バイク型ビーグルの操縦席に座り、地球から出発。太陽系の様々な惑星(ドラゴンボールに登場するナメック星以外)に立ち寄ります。また、疑似宇宙旅行では惑星に着くたび詳しい解説があり、仕組みや特徴について説明してくれます。よく聞くと良いですよ。最後は太陽に着きます。そこでは太陽風についても学べるのでサイパルに行ったら一度体験してみると良いでしょう。無事地球に帰還。このシュミレーション体験も終わり。

滞在時間は1時間弱と短かったものの、貴重な体験ができたし、ものすごく楽しかった。他にも「ムーンジャンプ」や「星の回転運動」など常設展示室にもいろんなアトラクションがあるので次行ったときは体験してみたいな。ただ、自分は足腰が弱く下手したら転倒してしまうかもしれんから、「地震体験」はしなくていいかな。

常設展示室以外に何があるか

サイパル1階

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ここからは常設展示室以外に何があるかを話していきます。

まずは1階について。常設展示室がある1階には、他にもイベントの際に使われる特別展示室やサイエンスシアター・プラネタリウムなどがあります。特にプラネタリウムは直径18メートルのドームに季節ごとの満天の星空を再現するのでとても魅力的です。

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また、星空投影だけでなくドームを利用した全天周映像やスライド映像、星を見ながらの星空コンサートなど天体や天文現象をより身近に親しんでもらえるよう様々な取り組みを行っているようです。次行ったときはより魅力的になってるだろうな。残念ながら途中入場ができないため、遅くとも上映10分前には行かないと満席の可能性もあり行くまでが大変ですが、いろいろな体験ができ、実際に勉強する時間も取れるので子供連れで体験するにはうってつけでしょう。もちろん大人が行っても楽しいです。

また、出入口付近には「水竜」というシンボル展示が行われているので、そこに興味や関心を持つ方もいるでしょう。5メートルの高さから流れ落ちる水の膜に旭川地域の自然の映像や来館者の顔などが浮かび上がるのでそういうところにも注目!

サイパル2階

レファンスルームの中。気になるものがいっぱい。

次に2階フロアについて紹介します。2階には木工模型工作室、電子工作室、パソコン実習室、理科実験室、木工作業室、レファレンスルームがあります。その中で自分が特に行きたいのはパソコン実習室で、パソコンを使った工作をしてみたいです。

ブロガーにとっては「ブログがあれば十分じゃん!」って思われるかもしれませんが、それだけでは視野が狭いまま終わる可能性があるし、頭も疲れます。

たまには工作もやってみたいし、ブログ以外のことも勉強してみたいです。

木工作業室で木工作業もしてみたいです。なぜなら、最低限の予算で家具をそろえられるようになりたいからです。やはりタンスを買うと1万円以上(クリアタンス除く)するし運ぶのも大変です。となると時間はかかるけど工作も考えています。そのために必要な技術の習得としても利用してみたいです。工作機械や木材加工機械もあるので、使い方まで教えてもらえるととてもうれしいです。

サイパル屋上

最後に屋上に何があるか紹介します。屋上には展望デッキ・小天文台・大天文台があり、デッキからは大雪山連邦を見ることができます。デッキから見る大雪山は美しいでしょう。そして、天文台に設置されている望遠鏡では太陽・月・それ以外の惑星を見ることができます。宇宙に興味のある方はサイパル屋上へ!

また、車いすの方でも楽しめるよう車いす用リフトも設置されています。バリアフリーにも配慮されている旭川市科学館サイパル。ぜひ皆さんも来てください!

サイパルまでのアクセスがとても良好

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旭川市科学館サイパルまでは、公共交通機関の場合、JR旭川駅前から旭川電気軌道バス82・84番系統に乗車。「科学館前」までおよそ5分。下車後徒歩5分以内。

札幌市などから車を運転して行かれる場合は道央道旭川鷹栖インターチェンジより25分で到着いたします。また、無料駐車場も81台ありますので近くの駐車場を使っていただけると嬉しいです。

ご覧のような交通手段となっておりますので、行く際には確認お願いします。

定休日

サイパルも図書館などと同じように公共施設なので、定休日があります。定休日は当日が祝日の場合を除き毎週月曜日。そして月末の最終平日となります。土日祝に出かけられる方が多いので月曜日や祝日の次の日に休館するところが多いでしょう。

終わりに

こんな風に旭川には公共施設も充実しています。お時間のある方はぜひ遊びに来てください!